ZINE

高度経済成長期(1950〜70年代)に建てられた、街中にありふれた地味なビル。

でもそんなビルもひとつひとつ注意深く眺めれば、職人の手仕事が光る個性豊かで表情あふれるものばかり。

地味だけど味わい深い「渋ビル」への想いを存分に詰め込んだ小冊子「名古屋渋ビル手帖」を、年1回程度のゆるゆるとしたペースで作っています。

渋ビルの魅力を知れば、見慣れた景色がもっと愛おしく映るはず。


名古屋渋ビル手帖【ニュー ビルと喫茶店特集号】(2024年10月6日発行)

2016年発行の「ビルと喫茶店特集号」のリニューアル版。

名古屋の食文化のシンボルとも言われる喫茶店は高度経済成長期、渋ビルと同じ時代を共に歩んだ同志のようなもの。

渋ビルで営業を続ける老舗の喫茶店をご紹介し、渋ビルとセットでその時代の名古屋ならではの建築・喫茶文化の魅力を伝える大人気企画の第2弾です。

主なコンテンツ(B6サイズ全28P)

・新潟・マミー・コンパル・ボンボン・ヌーク&クラニー
・<ニュー> グロリヤ・珈琲専門店蘭・喫茶ムラセ・珈琲門・ICOI
・レシピ「煌めきのビルポンチ」
・コラム「モーニングが日常の街」(ポルカ社 西村依莉)
・ビルの宝箱「喫茶店の照明器具」

コラム執筆は編集者の西村依莉さん。
地元高知の土佐清水や名古屋出張で訪れた喫茶店のモーニングにまつわるユニークな思い出を綴ります。

https://www.instagram.com/po_polka/
https://x.com/po_polka

名古屋渋ビル手帖第5号【中央ナゴヤ編】(2023年10月8日発行)

名古屋市の中心エリアである中区をピックアップ。

急速に変わりつつあるまちの今を「記録する」ことに重点を置き、できる限り多くの渋ビルを掲載しました。

主なコンテンツ(B6サイズ全38P)

・伏見の渋ビル
・大須の渋ビル
・栄の渋ビル
・新栄の渋ビル
・鶴舞の渋ビル
・金山の渋ビル
・レシピ「ほろ酔いのビルチョス」
・コラム「ビル、さようならのその前に」(平野愛)
・ビルの宝箱「ビルの修繕」

コラム執筆は京都出身の写真家・平野愛さん。
中日ビルが繋ぐ 2018 年と2023年の記録と記憶をすてきな写真と文で綴ります。

https://www.instagram.com/photo.and.colors/

愛知渋ビル手帖2(2022年10月2日発行)

愛知渋ビル手帖の続編。エリアを大幅に拡大しました。

「ビルと人がつくる風景」をテーマに、愛知の街に潜む知られざるビルの魅力をご紹介します。

コンテンツ(B6サイズ全32P)

・蒲郡の渋ビル
・瀬戸の渋ビル
・豊田の渋ビル
・刈谷の渋ビル
・安城の渋ビル
・岡崎の渋ビル
・知立の渋ビル
・稲沢の渋ビル
・江南の渋ビル
・新城の渋ビル
・和みのビルどら
・コラム「あゝ追憶の岡ビル百貨店」(今井晶子)
・ビルの宝箱「足の下のステキな床」

鳥取渋ビル手帖(2021年10月10日発行)

愛知を遠く離れ、メンバー謡口の故郷である鳥取の渋ビルを大特集。

渋ビル研究会結成10周年の記念すべき一冊は、鳥取のすてきな名建築と渋ビルを旅しながら巡る永久保存版です。

コンテンツ(B6サイズ全52P)

・鳥取市の渋ビル
・プラザ佐治
・防火建築帯
・鳥取県立博物館
・鳥取県庁
・あづまや旅館
・砂丘フレンド
・倉吉市・湯梨浜町の渋ビル
・倉吉市庁舎
・米子市の渋ビル
・東光園
・米子市公会堂
・旅のお楽しみ処

・レシピ「慈しみのビルカレー」
・インタビュー「鳥取とビルと私」(santana cotoya)
・旅の行程

第4号 西部偵察編(2020年10月16日発行)

高度成長期の面影が色濃く残る、名古屋のJR東海道本線より西側のステキなビルを探しに出かけます。張り切りすぎて名古屋をちょっとはみ出し、蟹江まで行ってしまいました。

【西部偵察】は西部警察のイントネーションで読んでいただけたら嬉しいです。

コンテンツ(B6サイズ全48P)

・築地口の渋ビル
・柴田の渋ビル
・大江の渋ビル
・内田橋の渋ビル
・中村・高畑の渋ビル
・下之一色の渋ビル
・戸田の渋ビル
・蟹江の渋ビル
・潤いのビルパフェ
・コラム「LOVERS' NAGOYA番外編 築地口・名古屋港」(加藤幹泰)
・パーソナルビル診断
・ビルの宝箱「しゃくれ」

愛知渋ビル手帖(2019年10月13日発行)

名古屋を飛び出し愛知県内のステキなビルを探しに出かけます。名称も【愛知渋ビル手帖】に変更。「小さな旅」をテーマに、街に潜む知られざるビルの魅力と、ビルめぐりのお供となる素敵なおやつスポットも合わせてご紹介します。

コンテンツ(B6サイズ全40P)

・一宮の渋ビル
・犬山の渋ビル
・春日井の渋ビル
・岡崎の渋ビル
・豊橋の渋ビル
・旅するビルサンド
・コラム「渋ビル読書散歩」(ON READING 黒田杏子)
・渋ビル辞典2
・ビルの宝箱「ビルもどき」

 

<完売>中日ビル特集号(2018年8月8日発行)

平成の終わりとともにその幕を閉じる中日ビルを特集します。普段一般市民が立ち入ることができないエリアも特別に取材・撮影させていただきました。そこには、昭和の痕跡と思い出が残されていました。中日ビルの知られざる魅力と秘密が詰まった永久保存版です。

*別冊ふろく「名古屋市中区(栄) 渋ビル宝典」つき

コンテンツ(B6サイズ全24P)

・総力特集・中部日本ビルディング
・労いのビルクレープ
・中日ビルで会いましょう:中日劇場編
・中日ビルで会いましょう:クラブ東海編
・中日ビルのつくりかた/NOW AND THEN
・コラム「中日ビルと同時代を生きる栄の渋ビルたち」(熊本ビル部)
・コラム「モザイクの天井を見上げながら」(森上千穂)
・ビルの宝箱「通り過ぎてしまうもの」
・中日ビルのルーツ探訪

 

第3号(2017年10月15日発行)

創刊準備号から数えて通算6冊目となるその名も「第3号」では、猛烈な勢いで近代化が進む名古屋駅エリアを特集しました。建て替えられて無くなってしまった渋ビルもたくさんあります。過去には戻れないけど、せめて「今」の風景を残しておきたい。そんな思いが込められています。

主なコンテンツ
・プロローグ「渋ビルと建築のリレー」
・総力特集・名駅エリアの渋ビルたち
・温もりのビルパイ
・コラム「Up On The Roof - ないモノなんて作ればいい」 (ゲスト:堀江浩彰氏)
・ビルの宝箱・号外「内部の螺旋」「屋上の突起」
・保存版★名駅おでかけMAP

 

<完売>ビルと喫茶店特集号(2016年10月15日発行)

今回の特集は、名古屋の食文化のシンボルとも言われる「喫茶店」。喫茶店は高度経済成長期、渋ビルと同じ時代を共に歩んだ同志のようなもの。渋ビルで営業を続ける老舗の喫茶店をご紹介し、渋ビルとセットでその時代の名古屋ならではの建築・喫茶文化の魅力をお伝えします。

主なコンテンツ
・ビルと喫茶店
・憩いのビルクッキー
・フリーライター大竹敏之さんに聞く「名古屋の喫茶店」
・ビルの宝箱【喫茶店のグラフィック】
・呑みに行ける渋ビル
・NAGOYAビル喫茶MAP

 

中産連ビル特集号(2015年5月9日発行)

ル・コルビュジェに師事し、日本のモダニズム建築を牽引してきた建築家 坂倉準三氏が設計を手掛けた「中産連ビル」を総力特集します。名古屋の隠れた名作ビルの魅力と歴史がこの1冊に詰まっています。

主なコンテンツ(B6サイズ全24P)
・中産連ビル総力特集

・麗しのビルテリーヌ
・ビル守さんのお噺「ビルは生き物」
・ビルのはじまりを辿る旅
・ビルの宝箱【中産連ビルの仕上げ】
・建築家のルーツ探訪【岐阜県羽島市】
・中産連ビルを使ってみよう!

 

第2号(2014年10月19日発行)

地味だけど味わい深い「渋ビル」への想いを存分に詰め込んだ小冊子「名古屋渋ビル手帖」の第2号。コラム執筆は「壁」をテーマにカバンを制作している作家のカガリユウスケさん。壁を観察することで発見できる都市の歴史と壁撮影のコツなど、壁愛を熱く語ってくださっています。

主なコンテンツ(B6サイズ全24P)
・イリヤ建設ビル総力特集

・祝いのビル鮨
・オススメ渋ビルスポット(古出来・菊井・尼ケ坂)
・タイルQ&A
・ビルの宝箱「ビルの皮」
・コラム「壁のススメ(著:カガリユウスケ)」
・2013-2014年活動記録

創刊号(2013年8月28日発行)

地味だけど味わい深い「渋ビル」への想いを存分に詰め込んだ小冊子「名古屋渋ビル手帖」の創刊号。

コラム執筆は大阪を拠点に活動するBMC(ビルマニアカフェ)メンバーの由美子さん。リトルプレス「月刊ビル」を発行するなど、渋ビルの魅力を全国に発信している。名古屋渋ビル研究会にとっては家元のような存在。

渋ビルの魅力を知れば、見慣れた景色がもっと愛おしく映るはず。

主なコンテンツ(B6サイズ全24P)
・ワダコーヒービル総力特集

・いとしのビル弁
・オススメ渋ビルスポット(上前津・丸の内・長者町)
・渋ビル辞典
・コラム「渋ビル時代のグラフィック」
・2012年活動記録

創刊準備号(2012年5月発行)

渋ビル研究会の発足から1年後の2012年、友人たちに配布するため限定100部で作成した思い出深い小冊子。

あっという間になくなってしまった、一部のマニアには大人気のリトルプレス。ひとつひとつのビルを大きな写真でじっくりと鑑賞できる構成になっています。

主なコンテンツ
・渋ビル宣言
・MSトーカイビル
・東海廣告ビル
・記念橋ビルヂング
・回生堂ビル ほか
・実践☆渋ビル用語
・2011年活動記録

2020年にフリーペーパーとして復刻しました。

イベントや一部のお取り扱い店様にて配布しています。

ORIGINAL GOODS

いきおい余ってつくったグッズたち。

ビルノート

特殊印刷でリアルなタイルの質感にこだわりました。

ビル手ぬぐい

広げると水平連続窓タイプの4階建て渋ビルに。

ビルサコッシュ

渋ビル手帖がぴったり入って便利。ビル散策のおともに。

キー棒

70年代のビジネスホテルをイメージ。



渋ビル手帖、オリジナルグッズをお取り扱いいただける店舗さまを絶賛募集中です。